《今日の表現は、昨日の自分を古くする》

 

 

音楽を聞いて新しい発見がある時、僕らはそれに出会った時から、もう自分という人間が昨日の自分ではないのを知る。そして、今まで聞いていた歌すらも姿を変えてしまっている時がある。

 

凄い音楽に出会った時、今まで信じていた価値観はくつがえされ、 今まで良いと思っていたものが、実はたいしたことではなかったと気づかされる、そういう瞬間だ。

 

 

今言ったような体験を何度もしたから言えるのだけど、音楽を聞いているときやはり音だけを聞いている訳ではないように思える、もっと別な心を揺さぶる何かを聞いているのではないか?

 

 

はたして本当のところ僕らは音楽の何を聴いているのだろうか?

 

 

 音楽に涙する時、過去の失恋と結びつけて、涙した?しかし、音楽はそんなものではなく、音楽のもっと本質的なところとと人間の本質的なところが結びつき、 僕ら人間の大事な眠っているところに語りかけているのではないか。

 

 

 僕らは日々、今日という日を歩み、時の中で、また音楽も去っていく。 しかし音楽は僕らに何かの痕跡を残していく、それはなんなのか? 時には今日という日が昨日と違って見える何かなのだが。

 

 

 それはきっと、新しいものを、ただ新しく見るのではなく、古くからあるものを、新しく見えさせる何かであり、 今まであった世界を深めるのに役立つ、そんな想像力の結晶のなのだと。そんな想像力の結晶の聞くことで、聞くものの想像力が開き、昨日までの日常が新しく見える、そんな音楽の隠された力。

 

 

きっとそんな音楽をつくれたなら、人の役に立つ仕事をしたと言えるのだろう

  

 

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