《シャネルと○○の関係だったストラヴィンスキー》 

 

ストラヴィンスキーが人気絶頂だった時期、彼はココ・シャネルと不倫の関係になった。

 

家族のいるストラヴィンスキーにシャネルが別荘を貸し、そこで作曲したり、愛しあったりと、そんな話は2009年の映画『シャネル&ストラヴィンスキー』に描かれている。

 

シャネルとストラヴィンスキーの共通点なんなのだろうか?

 

 二人とも革命家という文字がよく似合う。

 

        《ストラヴィンスキーの革命》

ストラヴィンスキーは、クラシック音楽の流れを一気に変え、ネオクラシックと呼んでもよい作品をつくった。具体的には、『春の祭典』でリズムの革命をし、『ペトルーシュカ』で和声の革命をした。

 

しかし、そこに本当の意味での音楽の息吹は吹き込むことはなかった、どこか、パッチワーク的というか、パーツパーツは素晴らしいのだが、全体の連関をつかさどる神の不在を僕は聞きとってしまう。 

 

 

            《シャネルの革命》

そして、シャネルはファッション業界の革命家だ。

具体的には、宝石などの装飾品を偽者に変えて商品をつくったということ、あえて本物を使わず、偽物を使うことで、値段も安くできるし、 盗難にあわずにすむという新しいスタイル。 偽者を使ってオシャレにかっこいいものをつくったのがシャネルだ。

 

 

また、女性のありかたや、生き方をにも疑問を提示し、みずからが新しい女性としての生き方を実践した人物。

 

 

映画の中では、香水を開発しているときに、調香師が嫌になるほど、実験繰り返す様子などがある。 常に仕事をし、トイレ以外は9時間 働きつづけるのも平気だっという話や、晩年も作業場にこもりっきりだったという。

 

 

僕もこの二人のスタイリッシュな革命家に、刺激を受けるのだが、これから音楽はまだ、革命の余地があるのだろうか? また音楽業界には革命が起こるのか? そしてこの二人に共通することは、音楽語法もファッション業界も、これからどうなるのか待っていた訳ではなく、どうなるかと考えるよりも、どう作るかを考え、実践してきた人物 だ。

 

 

革命を起こすまではいかなくとも、今までになかった何かを未来につくること、それはきっと僕らにもできる。決して大きくなくてもいい、明日の自分に課せられた小さなものでも、確実にこなし、なんとなくやってきた昨日の自分に決別すれば、明日の自分は変われるのだから。

 

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RIA Novosti archive, image #597702 / Mikhail Ozerskiy / CC-BY-SA 3.0